ヒーリングって何ですか? セッションやカウンセリングとどこがどう違うの?

芍薬一重

ヒーリングってどんなことをされるの? なんだかあやしくないですか?
これは初めて体験した時のわたしの疑問。
とてもドキドキしました。

クライアントは眠ってもいいように横になった状態などの寛いだ環境でヒーリングを受けます。
原則的に遠隔です。

電話やスカイプでお話を伺いながら、あるいはメールで事前に症状をお聞きしながら、
ヒーラーは遠隔で、エネルギーレベルでクライアントのお身体に触ります。
感情は筋肉に残っているという理論の元、身体に残った感情を取り扱うのです。

クライアントが眠ってしまうこともあります。それもOKです。
何かの感覚を感じられる方も、何も感じないとおっしゃる方もいらっしゃいます。

とっても怪しいですね~。

過去記事ヒーリングとヒーラーシップにこんな風に書きました。

 そもそもどうしてヒーリングを学び始めたのか。
 心や身体の問題の一番大変な時、どうやっても頑張りようがないタイミングがあります。
 あるいは学び続けてきて、どうしても取れない深い痛みや抵抗がでてくることがあります。
 そこをサポートしてくれるから。

 ヒーリングは山本美穂子さんいわく、温泉のようなもの。
体感として本当にその通りだなあと感じます。
温めてくれるもの、基礎体力を上げて、問題を引き起こしにくくしたり、越えやすくしたり・・・・。
ただし問題がおきなくなるわけではありません。(続けるとおきなくなることもあるけど(^^))

どんなふうにサポートしてくれるのでしょう?

わたしが学んだヒーリングでは、
ヒーラーは感情レベル、意図のレベル、本質のレベルに触れながら、
それぞれの層の淀みやつかえや塊を流したり取ったりして、
クライアントのバランスを取り戻すお手伝いをします。

それぞれのヒーラーに得意分野がありますが、わたしは心の領域と、そこから出てくる身体の不調、あるいは痛みが得意です。(ボディケアの得意な方もいらっしゃいます。)
身体に触れるだけではなく、
ヒーリングをしながらお話を伺い、どうしてそうなったのか、何が原因なのか、どうしたら不調や困った事態が起きなくなるのかを意識化するお手伝いをします。

ああ、そうだったのか~。 

無意識に起きていたことが意識化でき、腑に落ちるだけで消えていくものがあります。
誰かが真摯に問題に寄り添うことで、楽になることもあります。
持て余す苦しみや重さが軽くなることもあります。
前に向かって進みたくなることもあります。

セッションとどう違うの?

どちらもご本人の積極的な意図が必要ですが。
セッションでは、ご本人の意識と自覚のもとに、課題に向かいます。
入口は思考と感情です。
人生にダイナミックな変化が起きることがあります。

ただ時に、とても痛すぎて触れない傷があります。
あるいは体験したのが幼なすぎて、思考と意識できる感情では取り扱えない領域もあります。

たとえば、わたしはなぜ自分が他人に触られるのが不快なのか、どんなにセッションを受けても理解できませんでした。

人と触れ合った体験が少ないから?
でも、もう大人なんだから今から手に入れたらいいんじゃないの?
頭はそういうのです。でも身体が受け付けない。どうしても気持ち悪い。欲しくない。

ヒーリングはその身体の反応に寄り添い、そっとサポートしてくれました。
入口は 身体反応とそこに残った感情です。
そうしたら、今では触れたり触れられたりすることが面白くなりました。
(びっくりすると逃げちゃいますが。これは別の問題。こんな反応のパターンを具体的に学ぶ講座もあります。)

意識では触れることのできない無意識の傷や体感覚に、優しくピンポイントで触れることができる。
また筋肉に残った消化できない感情を取り出し、不要なもの・過去になったものを取り去る手伝いをしてくれる。
そして自然に底上げしてくれる。

これがヒーリングの一番の魅力ではないかと思います。

え!? 
一回でそんなことが可能なの?

それはいろいろですね。

セッションもそうですが、ヒーリングでも信頼関係が大切です。
セラピストやヒーラーはクライアントと一緒に世界を探索するもの。共同創造するものですから。
一回で楽になる問題もあれば、継続することで変わってくる問題もあります。

ヒーリングを継続するとどうなるのかは、また次の機会に。

警戒心バリバリだった黒白野良母

黒白母警戒

いつの間にか覗いても飛び起きなくなりました。
黒白母くつろぎ

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