半年、ヒーリングを学んできて、ああ誤解していたな、というポイントに気付きました。
意図です。
ヒーリングをするときには意図が大切と教わります。
何をする、と明確に意識し、行動することで結果があらわれる。
そもそもどうしてヒーリングを学び始めたのか。
心や身体の問題の一番大変な時、どうやっても頑張りようがないタイミングがあります。
あるいは学び続けてきて、どうしても取れない深い痛みや抵抗がでてくることがあります。
そこをサポートしてくれるから。
ヒーリングは山本美穂子さんいわく、温泉のようなもの。
体感として本当にその通りだなあと感じます。
温めてくれるもの、基礎体力を上げて、問題を引き起こしにくくしたり、越えやすくしたり・・・・。
ただし問題がおきなくなるわけではありません。(続けるとおきなくなることもあるけど(^^))
半年間、
キレーション
骨のヒーリング
感情ヒーリング
過去世のヒーリング
チャクラヒーリング
コードヒーリング
と学んできました。
あと半年のコースを終えたらプロ宣言しようと思っていますが、今でもモニターをしてくださった方から、こんな感想をいただいています。
悲しみの奥に言葉では言い表せない位の深い父への愛があったこと、父がただただ大好きだったことに気づくことができたことが、今回のセッションの中で何よりうれしかった。何かが自分の中からあふれてくる感じだった。
自分の言動に対して今までとは違う部分に、客観的な視点が生まれ始めています。
どうしたらいいかは解らないけれど、「あっ!また私怖がってるから、こういうことをしている。」と、今までとは違う部分に
自分の心理反応を感じ始めています。
ちゃんと違和感を感じて見ることのできる自分が、ふくらんできたのだと思います。
身体のヒーリングから、ここまで深い感情の放出がおきると思わなかったので、びっくりしています。
”今感じていることは
あぁ、ずっと私が感じていたかったのってここ、ここ~
すごく落ち着いていて、静かでおだやかでやわらかく…
ゆるやかで…
優しく…
邪魔するものなんて何もなく…
なめらかで…
心地よくて…
ただただ、今在ることがありがたい…
そう
ここが本当の幸せの在りか”
でもってヒーラーであること、その内的な精神性の深まりのために「プロセスグループ」にも参加しているのですが、これが「家族の座」や「プレイバックシアター」「プロセスワーク」と違うのは、今この瞬間、自分の中に何が起きているのかをピンポイントで感じることができること。
前の三つは、誰と誰の間にどういう事が起き、それに対して何を感じたのかに比重があり、物事の理解が深まり・新しい枠組みの創造ができるというダイナミックさがあるわけですが、その分、肌理が粗い感じ。(粗いというと語弊がありそうです。1㎜メモリの定規と1マイクロメートルの定規の違い)
プロセスグループで感じるのは、今この瞬間、例えば自分が足を組んだ時、他人と目を合わせた時、自分の中でどんなに複雑な感覚が動いているかに気付き、他者との分離を生むディフェンスがあればそれを手放し、今ここと未来創造を選択するという、一瞬一瞬の創造です。
わたし自身は、揺れやすい場に自分を置いたときに、あまりにも簡単に自分が過去に捕われることにびっくりします。(日常ではそんなに感じないのに)
訓練の中で、自分が自分を引き裂き始めるような痛みに嵌っても、今この瞬間に戻ってくることができるようになっているのですが、でもなんでこんなに簡単に過去に落ちちゃうんだろうという疑問がありました。
体験のことは、あったと認めているんだから、もうPTSDのようにあの瞬間に落ち込まなくてもいいんじゃね??
どうやったら過去を過去にできるのかな?(繰り返しますが、日常レベルでは全く困っていませんし、過去は過去です)
今朝、目が覚めて感じたのは全く別の、ヒーラーシップのことでした。
ヒーリングの意図の深さというのは、
自分の目的の明快さや、痛みから目をそらさないことではなくて(それは一環でしかなくて)、
過去何が起き、今なお何が暴れ続けているとしても、それでも今ここ、と自分が関わる未来を自己責任で選択し続けることなんだ。
プロセスグループの中で、わたしは今に戻る、という体験をしていたけれど、そうじゃなくてもう、どこに進むという課題だったんだ。
今我が家には、木瓜の実の横に、春咲く花が狂い咲いています。
ちょっと戸惑った感じの一輪。
こういった狂い咲きをとめることや、春に咲けるようにがんばることではなく、
ああ咲いちゃったね。びっくりしたね。冬になるね。さあ、じゃあ今何をしようかということなんだ。
どうしたらあの状態にならなくなるんだろう、すぐ戻れるようにしたいというのは意図の方向が違う。
どの瞬間にも、今起きていることは何、そしてわたしは何を選ぶのと問い、
行動し続けるだけでいいんだ。
顔を向ける方向が過去ではなくて、今と未来。焦点は過程ではなくて、約束の地。シンプルに。
最高到達地点を自分が選び続けることが、誰かの役に立ち支えとなるんだ。
セラピストマインドは月の光のようだな、と常々感じていたのですが、
ヒーラーシップは太陽の光のようですね。
どの学びも本当に奥が深い。
精進します。
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