28.言葉は疾走する 記憶は追いつけない

無意識との交流が自在なひチャコさんと、とあるワーク(内容については守秘義務があるので詳細は内緒)をしました。

是非組んでみたくて、わざわざお願いしての二人組み。

ひチャコさんの豊かな感性で、わたしの声掛けを受け止めて欲しくて、ワクワクしながら始めました。

ところが開始後まもなく、あわわわわ!非常事態発生!!

豊かな感性から出てくる言葉は、なんて表現力に富んで饒舌なのでしょう!

あ、頭に入らない。どんどん抜けていってしまう(>_<)

○○は、何々なんですね…。

と返すところで、

○○は……忘れました。

と返す始末。

最初はきちんと覚えようとしたのですが、覚えることに夢中になると、気持ちがひチャコさんから離れてしまう気がして、あっさり放棄。

…は忘れました

という言い方はないだろう、と自分でも思うのですが、言い方はともかく忘れたり間違ったりすることはたいしたことではないんだなぁというようなことを感じました。

間違っても、その人にとって大事なことだったら、きちんと修正が入る。

だったら、寄り添い続けること、今起きていることを大切にすることが必要なんじゃないのかな。

立場を変えてワークをして感じたのは、受け手が間違っても、修正をきちんと受け止めてくれたなら、スムーズに受け答えがされた時よりももっと嬉しくなるということ。

本当に真剣に聞いてくれているんだ、と安心出来るということ。

正確にうけとめ続けるのが大事なんじゃないんだ。間違ってもいいんだ。わからなくてもいいんだ。
大事な話なら、こちらが受け止めようと思っていれば、何度でも繰り返してもらえるんだ。

深い気付きに出会えて嬉しいです。

……でも、本当は記憶力も欲しいよう。

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