カップルセッションはシステム論的アプローチ

子ヤギ2頭
先日受講している講座の中で、カップルセッションをセラピスト、クライアントの双方で体験しました。
いつもは力動論的心理療法で、感じたくなくて抑圧した感情や、過去のトラウマからの誤認やパターンに触れていくのですが、
カップルセッション(利害の絡む当事者同士+セラピスト)の体験は、不快な磁場があっという間に解体されていく、とても面白い体験でした。

クライアントとして感じたのは、一人ぼっちの孤独の場所に引きこもれない!!というびっくり。
セラピスト立ち合いのもとでいつもの関係性を作っていると、新しい視点でリフレーミングされてしまうので、やっかいな磁場を維持できなくなっちゃうんですね。そして自分だけの思い込みの中に居続けられない。←時々落っこちそうになるけれども。

もう一人の感じていることが明らかになると、勝手な思い込みや決めつけがあっという間にほぐれてしまう。片方が転移を止めると、もう片方も居心地がよくなる、それが相互に繰り返される。
結果として風通りの良いエネルギーの循環が起きました~。

繋がりながら癒されることのパワフルさ。
なんかすごいです。機会があったらおすすめです。

そして提供者として感じたのは、ただ俯瞰して立ち会うことの大切さ。
必要なのは、どちらかが今ここにアクセスできなくて一人ぼっちの場所に行きかけた時に、ここにいますよ~、繋がってね、とそっと声をかけること。

まだまだ練習中ですが、可能性がいっぱいとワクワクしています。

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