関係性から引き下がったことが苦しみになる 目をつぶって飛び越えたことが堕天となる
6月の後半、お仕事をしていて、ふっと統合に向かう方ととても苦しい思いをしている方に出会っていました。
こんな苦しい体験をしたから辛いのだと、多くの方が感じていらっしゃるのですが、
究極のところ苦しいのは、
起きた事実を認めたくないか、
何かが起きたその瞬間に、ああもう無理と感じて、
相手との繋がりや自分との繋がりを切り離したために生じる、
嘘の感覚、罪悪感のためなのです。
あまりにも幼くて何が起きたのか理解できないまま、
こういうことだったのかしら? とつじつまを合わせてしまった体験を再統合するには、
たくさんのセラピーやヒーリングがあります。
どれが一番、というよりいろんなやり方が助けになります。
そうやって、お一人お一人、ご自身にあったやり方で理解が進んだら、
その時の怖さや記憶の上で出てくる怒りではなくて、もう一歩先に進んでみませんか?
その瞬間が現実で、過去で、変えられないことだと認めたときに、
その記憶の中の相手に対して湧き上がる衝動や感情をただ感じる、
相手との関係性の中に留まりながら、自分との繋がりを維持しながら、
衝動や感情を流すことができたら、
びっくりするほど新しい世界が待っています。
そう、
苦しいのは、とんでもない体験そのものではなく、
その瞬間どうしていたらわからなかった混乱と、何とかして理解するために自分で作った神話なのです。
本当に知りたいのは、その瞬間の在り方だけ。
HITキャラクトロジー®️心理学は、その瞬間を捉える最適なツールだなあ、といろんなセラピーを受けて、提供してきて感じています。
お会いした方たちの自由になる瞬間にいつも新鮮な感銘を受けています。
どんなもの?と興味がわいた方にはまずは下記の書籍をご紹介しますね。
蛇足
柔らかい心を持ちこたえることが辛くて、ええいもうやっちゃえと感じずに踏み越えた一線が堕天の瞬間じゃないのかなあ、と実感する今日この頃。
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