『アウェアネス介助論』という本があります。
接触と介助についての非常に詳しい専門書で、わたしにはさっぱり実感がわかないことも多いのですが、読むとおお~っと響くところがたくさんあります。
・自分の感覚でとらえられるものを直接、言葉にしている限りは安全です。しかし、言葉で定義した言葉を使うときには注意が必要です。つまり、「感じていること」と「考えていること」を厳然と分けなければなりません。(第13章『動きと感覚の学習』より)
・物事は連続的に変化できますが、言葉は不連続な変化しか表現できません。ですから、言葉と実体は必ずずれます。言葉は実体そのものすべてを表現することはできません。(第13章『動きと感覚の学習』より)
HITキャラクトロジー®️心理学では、0歳~5歳くらいまでの間に、子どもが未熟な知覚や認識の中につくってしまったイメージがその人を苦しめることを伝えていますが、
スキゾイド ・・・・ 感覚を言葉にするときに少しでもずれると迷子になる
オーラル ・・・・ 感情を言葉に置き換えるときの不連続な感覚、質感の違いに不快感を感じ、どうしたらいいかわからなくなる
マゾキスト~リジット ・・・・感覚を言葉に置き換えた途端に、言葉ベースで思考し始め、感覚・感情を見失う。
正直に言ってもいいですか?
実は、スキゾイドベースの私には言語の論理がさっぱりわかりません。
典型的なうう脳なんです。
でも処世術として言葉を用いているので、いつもわたしは自分が使う言葉は「仮定」だと思っている。
そのうえで分かりやすくつたえたいなあ、と願っている。
不便でも実態と違っていても、優れたツールには違いない。
それぞれが、
「感じていること」と「考えていること」をわける。
言葉と実体は必ずずれる
をハラに落とすといいんじゃないかな~。
ずれることを現実として受け入れる。
バベルの塔では神の裁きにより言葉が通じなくなったわけですが、
この世界って基本的にみんな外国人だしバベルの塔にいるんだよ。
そのうえでどう、ともに生きるか。
つまりスキゾイドベースは 100%通じることがすばらしいという誤解を手放す。⇒ 通じることより多様性の中にともにいることを大切にする。
オーラルベースは 感情と論理の質感の違いがあると理解する。⇒ 思いがわかってもらえることよりも、自分で思いを大切にしながら自分なりに伝えてみる。
マゾキスト~リジットは 言葉と言葉を結び付けて連想すると必ず実態からずれる。⇒ 自分は何を感じているのか、に戻る
言葉にするとこぼれ落ちてしまう感覚がある
それをわかったうえで、
言語化する、顕在意識化して、人と繋がるってとても価値がある挑戦じゃないのかな♬
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この春は、下記の日程で講座を開催予定ですよ。
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