0歳児からの身体の記憶をリリースする①

チヨミトラウマヒーリングワークショップに参加しました。

チヨミ

トラウマヒーリングワークショップ
これは、そのワークショップの中で自分におきたことの記録です。

チヨミ・ジェシー・ヨシダはBBSHで4年生の先生だった方。
今回は東京と松山で各3日間のワークショップが開催されていました。
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差し迫った自分の課題はなかったのですが、かつてとても切実だったトラウマに、どういうアプローチがあるのかを知りたかったのと、癒しとは別のベクトルですが、わたしにとってまだ不確かなものが残っている、人と人のつながりに何かの光をあてたくて、松山のワークショップに参加しました。
幼少時の家庭の体験によるPTSDでフラッシュバックや回想に、日常生活ができなくなったのは15年ほど前のこと。鬱にもなり、通院投薬の日々も送りました。でももう回復していますし、今ではほかの人のサポートをする仕事もしています。もちろん自己探求は日々進めていますが、かつての切迫感はありません。

ところが、ところが。

スキルとして紹介されたワークをすると涙が、リラックスするための呼吸を練習していると身体が震え始めたではありませんか。

なんと!! 

緊張をほぐすことで上がってくる深い身体の記憶があるみたい。

そして「愛着」についての講義を聞きながら、自分の体が「無秩序的」と表現された内容に最も反応していることに気付きました。

今の自分をケアしようと、隣にいる人にぬくもりを求めて触れてみます。体表の暖かさを感じます。でも自分の背骨、身体の芯が凍えている感じが消えません。人と触れていても手足が震えています。胸の奥がつまります。

愛着の葛藤については10年余ワークを重ねているので、両親に愛されていないとか、ひどい扱いをされたとかはもう整理がついています。みんな限界のある人間だし。表現方法がどういうものであっても愛はあったし。わたしが子どもの目線で誤解していたこともたくさんあるし。

でも身体の反応が止められない。

ショックが身体から抜けようとしているという理屈はわかっています。
だとしても今、わたしに何が起きているんでしょう?
今まで触れたことのない深いところで何かが動いていて、どうしたらいいのかわからないのです。

手をあげて、愛着の障害だとはわかっているけれども、この反応をどうしたらいいか判らない、とチヨミに助けを求めました。

「何が起きていますか?」
「手と足の震えが止まりません。胸の奥が詰まっています。どうしたらいいかわかりません」
「It’s ok! 何もしなくていいの。ただ身体がしたいようにしてみて」
チヨミが側に寄ってきてワークが始まりました。
続きます。

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