がんばったら嬉しくなる人 vs がんばったらさびしくなる人 HITキャラクトロジー®️心理学シリーズ⑤-4

スキゾイド星人ナオです。
4回目は
負けを認めるくらいなら死んだ方がまし、なサイコパス

がんばったら嬉しくなる人…マゾキスト、サイコパス、リジット 具体的にやりたいこと、欲しいものがしっかりある。体力もある。がつがつ実現します。肉食系ですから。

がんばったら虚しくなる人(寂しくなる人)・・・スキゾイド・オーラル うすぼんやり~と空想していたり、非力だったり。基本初恋前の恋ってこんな感じ?レベル リアリティなし。

これまでの三つ、スキゾイド、オーラル、マゾキストは一人一人、内側の感覚の感じ方。
後の二つ、サイコパス、リジットは外向きの行動原理となります。
なので、

スキゾイド―サイコパス
オーラル―サイコパス
マゾキスト―サイコパス

のように、ベースとなる気質の上に、
人や社会に適応するために学習したやり方がくっついています。

ちょっと復習してみると、各タイプは、それぞれ特有の防衛パターンがあるわけですが、
実は防衛というものは、一瞬一瞬で切り替わります。

スキゾイド星人ナオは、仕事を依頼されるととっさにスキゾイドのパターン(拒否)を取りやすいのですが、
引き受けて誰かに協力要請をしようとすると、オーラル(頼みたいけど頼めない)になりますし、
仕事を命じる時や自分で表現しないといけない時にはリジット(完成重視・気持ちではなくて思考)が強くなります。
そして、誰かを動かそうと思うとオーラル―サイコパス(特別なあなたにお願い)となり、
動いてくれないと感じたり、焦るとスキゾイド―サイコパス(今すぐこれをやっといて!と有無を言わさず命令して去る)となります。

そう、こんな風に誰しも状況に応じてさまざまに使い分けているキャラクトロジー®️。

ですから、スキゾイドからマゾキストまでの子どもとしての理解の上に、
サイコパス・リジットの適応が様々に組み合わさります。
子ども部分が多かったり、適応部分が多かったりは、人それぞれです。

そしてサイコパスは、生きるために、愛されるために、自由になるためには、
特別でなければならない
、と思ってしまったのです。

・聖徳太子のように周りに耳を澄ませて、自分の担当ではないところの打ち合わせに割り込み、最善のやり方を提案し、コントロールしようとする。
 (ex.後で問題がでそうな段取りを聞くといらいらするんですよね。先々のことを考えたら、こうしなきゃダメでしょ、とつい割り込んで、何とも言えない空気をつくってしまいます。)

・自分の成果や知識をついつい盛ってしまう。周りの高評価にほっとするけど、自分がどこかで嘘をついていると知っているので、いつもひやひやしたり、嘘や知ったかぶりがばれないかと不安になる。
 (ex.すごく些細な話の例。「ヤマモモ」が四国に生えているという雑談に参加したくて、「あ、知っている。わたしの実家の方(北方)でも見た」と、つい知ったかぶりをした私。「え?、暖かい四国が北限だよ」と話主にけげんな顔をされ、自分が知らなかったということを知られたくなくて、「でもあったよ」と嘘を重ねた。)
                                               

サイコパスの特別さは、能力や、美しさ、力で発揮されますが、
それによって他人が動く、ということ、自分の内側の柔らかい部分を見られないこと、が最も重要なことです。

スキゾイド―サイコパス 排除 ・・・パニック症状とか。怖れや焦りを針のように表現することで怖い人や結果を遠ざけ、居場所がない恐怖を隠す。
オーラル―サイコパス 魅了 ・・・芸能人とかきれいなコンパニオンさんとか有能なスタッフとか。あなたならできる、だから、お願いと依頼してみたり、他からの依頼に無理をしても応えつづけることで、評価を得て、無力感や無価値観を隠す。
マゾキスト―サイコパス 威圧 ・・・下の者は何でもいいからおれのいう事を聞け、言うとおりにしろという社長や、家事一切を思い通りの形で片づけたい方など、痛みや弱さを隠す。

子ども時代に、優秀さを誉められ、あるいはできなさを責められてきたことで、
サイコパスは、優秀でなければ生きていけない、特別でなければ認められない、力を持って誰にも邪魔されずに自由にふるまいたいと思うようになります。

成果や達成感、勝利、スピード、コントロールが大好きです。

けれども成果も勝利も、それへの評価も、達成と共にリセットされます。
あるいは思ったような評価が得られないことも多々あります。
そうすると一番感じたくないものがでてくるので、強烈に否定して、次の達成に向かいます。

一番感じたくないもの、ただの自分。

本来、とても高潔でハートが大きいので、誠実さや愛を差し出して痛い思いをした体験がたくさんあります。
屈辱感のベースには、スキゾイドやオーラル、マゾキストの柔らかさが潜んでいるのです。
居場所がない、自分は無力だ、本当の自分は否定されると誤解して、たくさんの能力や魅力や力を盛ってきました。

どんなに評価されても、奥底に居場所がない、自分は無力だ、本当の自分は否定されるがあるので、とても傷つきやすいです。

サイコパスと一緒に何かをするとき、

・相手への敬意と愛を忘れず、過敏な、あるいは激烈な相手の反応に飲み込まれず、自分は自分の中心にいる。

ことがとても大切です。

サイコパスの自覚のある人は、

特別な存在になれば愛されるという誤解に気付きましょう。
「他人が従う=安全・愛される・自由」という誤解を解きましょう。

小さいころ、いろんなことが辛かったので、

誉められること、叱られないこと、選ばれること、選ぶことが目標にすり替わってしまいましたし、
負けを認めるくらいなら死んだ方がまし、と思うようになってきましたが、
本当に認めて欲しかったこと、自分で感じてきたものは、何だったのでしょうか?

この防衛が原動力となったことで、達成できたものがあり、伸ばせた能力があります。
その達成自体は誇りながらも、
ただの自分、盛らない自分そのものに寛ぐことを始めてみませんか?

ただの自分は、時に負けたりへこんだりします。
そのストレスに留まる力が備わってくると、
そんな自分でも愛されているんだ、というびっくりな事実が見えてきます。
負けを認めても死なないし、愛されるし、むしろ自由になることに気付きます。

その時、防御のための鎧や武器は、大切な存在を守り、育てるための武器に変容するのです。
武器や魅力や力が、自分ではなくて、誰かを助けるものになったとき、
サイコパスは、能力や魅力や力を使って、真の喜びを感じることができます。

サイコパス

次回は、なんでこんな簡単なことができないの、できてあたりまえでしょ、のリジット。

       (今回は、一部M.Yさんにアドバイスをいただきました。ありがとうございました♡)
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次回は9/27。お一人からでも大丈夫♬

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