新人研修担当者におススメ キャラクトロジー心理学

新人研修の時期ですね。

「最近の新人は、おとなしくて真面目でコミュニケーションもできる。だのに、意見は!?と聞いても誰も返事をしない。喝を入れて、世間の荒波を教えねば!!」

今年の春、大手会社の研修担当者お二人(無関係の方々)から偶然お聞きした意見。
あ~、それきっと無駄です。

20世紀はキャラクトロジー心理学でいうオーラルベースの時代でした。
エニアグラムだと2とか6とか、状況に合わせて変化できるタイプが多かった感じ。
いつも足りない(物が、力が、評価が)と感じていた新人は、喝を入れられたら奮起して頑張ったもの。
わたしの新人時代は、「同じ質問を3回したら無能判定」という時代。
質問するにも、どこまで判って、どこが判っていなくて、だからこういうことでしょうか、と手を変え品を変えがんばったものです。

でも今は逆ですから。
満ち足りて、欲しいものはあまりない、というか未来に希望はあまりない。
ささやかな日常がほどほどの幸せ。自由がない感じにイライラ。
何が欲しいか感じる前に与えられたり、判断されたりしてきたから、自分の意見を感じて語るのが、とても苦手。
そう、マゾキストベースの時代。
そしてマゾキストベースの勢いに押されて、魂の抜けたスキゾイド防衛がたくさん。
エニアグラムだと9の新人がとても多い。

教えるのに3度繰り返すことが必要。
ガツン!!と喝を入れたら、ひゅる~~っと意識が飛んで、後でどんないいことを言っても耳に入らない。
静かに言って、分かっていないなと思ったらもう一度言って、どこまで判ったか確認しながらもう一回。

「そんなまだるっこしいこと、やっとれるかー!!」

いやいや、それだけじゃ足りません。
手を引いて歩き、1,2歩。
以前ならそれくらいで後は勝手についてきました。
今は違います。止まるんです。
更に手を引いて、1~5歩。
また止まります。
もう一度1から初めて10歩。
仕上がるのにとても時間がかかるけれど、いったん仕上がったらとても頼りになります。

ただしスピードアップは基本的に難しいけどね。
でもね、とっても戦力になるんですよ~。育ちきったら。

キャラクトロジーを学ぶと、どんなふうにサポートしたらいいのかが、ピンポイントでとてもよくわかります。
相手が一番困っているところでサポートに入ると、上司や先輩に対する新人の信頼もぐっと増します。
今どきの新人は、信頼と安心が確保できると、とっても頑張ってくれる子が多いです。

キャラクトロジー心理学は、実は仕事の場でもとても有効なのです、というお話。

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