21.泥濘(ぬかるみ)の道 膨大な空虚

今日は調子が悪い日。
治療日だと思っていたら、実は治療日は31日で、
それまで持ちこたえなければと思ったら一気に崩れた。

人生に何も残したいと思わない。
生きのびてきた、そのことが、すべての証明。
これ以上何も期待しないで。
泥濘に半身以上つかりながら、歩き続ける。
死ぬまで歩き続ける。
けして諦めない。
それ以上、何も保障出来ない。

アダルトチルドレン オブ アルコホリックだからとか、
アスペルガ―だからとか、そんなのはどうでもいいです。

今まで生きのびてきたのだから。
これからも生き続ける意志はあるのだから。

母が死んだというか、産まれた時からいないという、
膨大な空虚の中でどう生きのびればいいのか。
ウロさましかないの。体の中に。

手に入れたいものはすべて手に入れてきた。
これ以上どこへ向かえばいいのか判らない。

歩き出すことは出来る。過緊張を保ったままなら。
でもそれは、カウンセラーに禁止されている。

のんびり、ゆったり、ほしいものをほしいだけ。
そんなの知らない。味わったこともない。きつい。
勉強したいことがあるんだけど、していいかどうか判らない。

たぶん禁止事項。
休むことを体に覚えさせろと言われても、休んだら死んでたよ。
生きのびるために覚えた必死の手段を切り替えるのは、ものすごく難しい。

一年の休暇をちゃんと休暇としないといけないのは判っているんだけど、走り出したい。
一年が二年に延びても休むことを覚えなければ。

多分、未来に夢をもつところまで、治療は続く。
絶対にそこまではたどり着く。
どんな泥濘に首までつかっても。

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