36.次元の彼方の透明なピラミッド:抑鬱Ⅴ

私のエネルギーを奪い取っていく非在の四角錐の館。
空虚な、凄まじい求心力を持つ、無常な記憶。
今、此処にいることを、あっという間に揺らがせてしまうモノ。

どこかで次元がずれて重なっているんじゃないんだろうか?
どうしてこんなに何もかもが大変なんだろう?
どうしてこんなにエネルギーがないんだろう?

家族が出かけているので、

朝 猫に餌をやって
  犬に餌をやって
  洗濯をして

昼 洗濯物をしまって
 
夜 猫に餌をやって
  犬に餌をやって

たったそれだけ。ものすごく大変。
力尽きてしまいます。

わんこの散歩は最近サボり。足の裏に炎症起きてるから。
彼女、もう70歳だよ。考えてみたら。

私は笑いながら痛みを押し殺して生きる人にはなりたくないし、
苦しみを全面に愚痴って生きる人にもなりたくない。
過去は過去で精算して、
新しい一歩を踏み出したいだけ。
笑いたい時に笑えて、怒りたいときに怒れて、泣きたいときに泣く。
公的な場でどう振舞うとしても、私的な場では。
精算は難しいです。
なんだか犯罪者になったようだ。
いつまでも前歴が付きまとって離れない。

許して手放すことが難しいのは
親じゃなくて、
平気でいられなかった自分、
耐えられなかった自分、
役立たずだと思い込んできた自分、
人でなしだと思い込んだ自分、
……

誰も守ってくれなかった
私も守ってやらなかった
小さな子。

彼女が満足するまで、続くんだろうな…。
でも彼女が満足したら、私は無敵だね。
思っていたよりちょっと時間がかかりそうですが、
いずれは「今」に、戻りたいです。

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