最近、お話する時間が増えてきました。
以前は1時間まるごと、FAPだったけど。
「大地」
大うけされたよ。
ちっ、先生の方が一枚上手だった。
「いや~、よっぽどショックが大きかったんだねえ。大成功!」
「一巻の阿蘭が凄まじいんですけど、あと二人目の妾」
「うん、うん」
「思考は二世代目の3男、三世代目の留学した3男の息子にも共感しますが、とにかく一世代目なんですよ、私は。親はその前の世代」
「全部読んだんだ~。 そうv(^^)v」
「……あれ、ラスト希望があるような書き方されてますけれど、実際はまた、次の「大地」が始まるわけでしょう。国民政府→日本の占領・第二次世界大戦・毛沢東・文化大革命・天安門事件…。救いはないじゃないですか」
「だからいいんだよ。救いがあったら嘘っぽいでしょう」
あ、やられた。
この言葉ははまった。
統合がぼろけているそうです。
ぐらぐらです。
再調整してもらったけど。
また言われちゃった。
「本当によくまあ生きてこれたねえ」
「本読んでますから。山のように。でないと、自分の体験だけだったら死んでます」
で、次の宿題
「車輪の下」「レ・ミゼラブル」
「両方、読んでます。で、特に「車輪の下」が大嫌いなんですけど」
「そうでしょう、そうでしょう。でも、また読んでおいてねv(^^)v」
この間まで、暗くなる物は止めろっていっていたくせに、ちょっと鬱が軽くなったら、そう来るか!
…どこがどう嫌いなのか、チェックしながら読んでみよう。
私のシャドウはなんなのか。
ちなみに映画も薦められたんだけど、
「映画は眠るから駄目なんです。タルコフスキーとかは大丈夫だけど、動きの激しい映画、アクション物は退屈して眠くなるんです。何にも変化がないって思って…」
と言ったら、
「うーん。面白い。脳SPECT撮りたいな~」
って言われちゃいました。私も撮って欲しいわ。どこかが多分、器質的に壊れている。これは治らない。自分の脳のどこがどう、刺激に反応するのか是非知りたい。
占いよりも確実に、真っ赤に反応するところが動いているってわかるんだもの。
別に私に限った話じゃなくて、結構みんな判らないくらい脳に損傷受けていたりするんですよ、赤ちゃんの頃。頭柔らかいから。
あるいは遺伝とか。全く生活には差し支えない程度に。
で、今日のセッションは終り。
ただ、最近感情的な文章増えてきたよね。
つまりいい方向へ進んでいるということです。
私は「沈黙」の人だから。
私は「思考」と「感性」で生きてきました。
「感情」って表現するものではないと無自覚に信じていました。
はりついた明治・江戸の因習。
「完璧にもう駄目だって思ったら、やっと明るくなった」
と言ったら、先生が真面目に力強くあいづちをうってました。
あと、「デパケン」は倦怠感がでてきたら、肝機能チェックした方がいいそうです。
ささやかな勝利を、二人でお祝い。少なくとも私のいる県で一箇所は、静かな患者にも「デパケン」処方してくれるところができたってことですもんねー。
うう、医療の遅れている地方は辛い~。
でもこれも一歩前進したもんね。
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