子どもが幼少期に覚えることが、一切出来ません。
「ほしい」は、なんとなく自分の家じゃないとわかっていたから、育ての親には言えなかったし、実家に帰ってからも、聞かない母と、すぐ切れる父相手に、結構びくびく暮らしていたので、苦手です。
兄が「これ買って」と言えるようになったのは、小学校高学年からだそうです。つまり自分の家がどこか判ってから。
兄はひょうきんで頭が切れてどこへ行ってもやっていけるタイプの小心者ですが、彼にしても小さい頃はねだることは出来なかったみたいです。私が兄の年齢になった頃にはもう、家の中はぐちゃぐちゃだったので、「これ買って」を覚える機会はありませんでした。
ねだらないのがあたりまえで育ったアスペな私にはいまだにおねだりが出来ません。
仕事とか何らかの大義名分があれば出来るけど。
来年の目標はおねだりですね。口頭で。
これが難しいんだな。
頭の中の声に耳を傾けすぎていると、体の声が聴こえない。
体はもう限界だといっていても、頭は元気に動けるって言っている。そう言わなきゃいけないって思ってる。
怒っているとき、怒りは表面的な感情で、その奥に、淋しさや、認めて欲しい気持ちがひそんでいる。
でもいつ怒っているのかも判らない。
パット・パルマーさんはアサーティブ・トレーニング・センターの所長さん。四冊くらい翻訳出ています。
一冊は以前紹介した、
これ以外にも『自分を好きになる本』『大人になる本』『夢をかなえる本』などなど。
「あなたは、「過去の怒り」を、ずっと持ち続けているのではないだろうか。そういう怒りは、できるだけ早く消してしまった方がいい。
「過去の怒り」は、あなたの人生全体に影響を与えかねない。その怒りが原因で、過剰反応してしまったり、被害妄想におちいって人を攻撃してしまったり、怒りを忘れようとして自分を偽ってしまったりすることだってある。「過去の怒り」に支配され、適切な行動がとれなくなってしまうんだ」
怒りを忘れようとして…で発病。
今やっと怒りを吐き出しているところ。
「いや」が少しずつ判ってきたところ。
「ほしい」が判るようになったら、進歩です。
欲しいものってなんだろう。他人から貰いたいものってなんだろう。
で、うまく言えるようになったら日常復帰ですね。
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