夢を見ていて疑問に思うのは、敵役に出てくるのがどうして母親なのか…ということです。
父親は出てきませんね。なぜだろう?
もう終わったことだからだと思っていましたが、恐怖感は母親ではなくて父親に向かっているのです。
母親に向かうのは怒り。
あなたは人間で、話が通じる人のはずなのに、どうして私を苦しめるの?
まあ、インドやソマリアの間接統治みたいなものだから。目の前の敵に怒りが向かうのは当然として、父親はどこにいるんだろう。
彼が姿を取らないのは、死後10年も経っているからかもしれないし、実際には心理的に生まれつき父親不在だからなのかもしれません。
苦しみは人それぞれなので比較できることではないのですが…
「ひきこもり」のできる人が羨ましかったです。
安全地帯があるわけでしょう。
「家庭内暴力」が出来る人も羨ましかったです。
家庭があるわけでしょう。
兄と私の会話は無残です。
「あの頃どうだったっけ?」
「忘れた」
「私も覚えていない」
兄も他人です。
共有する記憶と空間がないので。遠縁の従兄弟くらいの距離感…。
色々やってきて、現在は「ひきこもり」中なので、羨ましさはもうないけれど…。
飢えと恨みはいいかげんに手放したいな。本当にもう飽きた。
父親との関係も、どんなに追及しても、ないものはない。
わずかな記憶はあるけど、多分もう増えない。
夫の父親も知り合う前に亡くなっているので、父親がどういう存在か、判らないままいくのかもしれません。
今生は父親とは縁がなかったということで。
だから「火垂るの墓」は優しいけど、「トトロ」は厳しいです。
あれは幸福な子どものためのアニメだから。
私にはお姉さんがどうしようと走っているシーンだけが、強烈に記憶に残ってます。
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