44.夢十夜21 : なまえのないかいぶつ

悪夢。

今日は殺人犯でした。

我儘な監督の補助をする助監督なのね。
でもって、女優と、子役の女の子を崖から突き落として殺しました。
警察が来て、聞き込み捜査が始まって、手のひらはじっとりと汗がにじむは、心臓はうるさいは、で、理由をつけてその場所から逃げ出しました。つかまるにちがいないって恐怖を感じながら。

私が取り戻したもの。身体感覚

不快が判るようになるって言うことは、不快を感じると言うことなのね。

判ってませんでした。

夢の内容はこれまでと全く変わりがありません。
FTだったり、冒険だったり、SFだったり…
でもその度にどきどきするの。はらはらするの。怖いの。うろたえるの。

平然と無実の罪で処刑されたり、平然と人を殺したり、死んだりしていたのが、身体感覚を伴って戻ってきました。

「悪夢は見ません」

私の悪夢は小学校までです。
等身大の(子どもサイズの)ウルトラマン。スペシウム光線がありません。
でもかいぶつは巨大化しているの。
それをなんとかして、倒す。毎晩、毎晩、毎晩、毎晩…

これを言った時、カウンセラーが
「え? 倒しちゃうの?」
って聞き返したのが印象的でした。

普通はきっと負けるんだよね。
倒せちゃったんですよ(苦笑)
恐怖のなかで、知恵を振り絞って。

…たいていこういう怪物は家族(大人)なんだって、以前何かで読んだな。

後は追われる夢。得体の知れない怪物に追いかけられる。
夢から覚める方法を身に付けました。で、目が覚めたと思っても、実はまだ夢の中で…。 
1/2くらいの成功率だったかな。

夢日記がありますが、中学生くらいから楽しく書いてますね~。
もう、感じる事を止めちゃったんですね。

夢みるの大好きだったけど、これからしばらくは結構大変かも…

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