10.まだ休めと言っている

ワークショップで知り合った方にセッションをしていただきました。

いろんな叫びや悲鳴の後で、限界のあるただの人でしかない両親を、ただ憎み、嫌うだけならここまで苦しまずにすんだのになあとしみじみ感じました。

母の限界を超えたところにしか、子どものわたしはいられない。
父の限界を超えたところにしか、子どものわたしはいられない。

彼らを壊したくなくて、がんばりすぎてとうとう居場所がなくなってしまいました。

それでも愛しているんですね。
こんな親なんかいらないと言い切れない。
彼らを人でなしだと思うことはどうしても出来ない。
一番深いところで、許してしまっています。

殺意も憎悪も慟哭も、我慢も愛情も注ぎつくして、エネルギーが切れてしまいました。

でも殺意があってよかった。
憎悪があってよかった。
それさえも、わたしが生き延びるためには必要な感情で、そうして確かに今まで生き延びることができたのです。

どんな感情も生き延びるための智恵なのですね。

だからわたしも人でなしではない。
ちょっとがんばりすぎてへたばってますけど。

最後に仕事について問われて、

頭は「まだ駄目!」と即答しました。
心は「仕事するより遊びたい」と答えました。
丹田は「まだ休め」「時期を待て」と言いました。

今は自分を大事に休ませる時期なんですね。
とても大切なことなんですね。

今日はインナーチャイルドを2時間抱っこしました。
この前は5分ももたなかったのに。
すこしずつ、抱きしめる時間が増えていくといいなあ。

のんびり、ゆったり休みます。
万の言葉、千の言葉より、抱きしめるだけでいいのだと、わたしのインナーチャイルドは言っているのです。

なんて寛大な子どもなんだろう!

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