スポーツ漫画で遊離型が主役!? 黒子のバスケ

ちまたで人気の「黒子のバスケ」、プロダクションIGの作画力に嵌ってアニメを観てしまいました。ついでに原作を読んでしまいました。
・・・いやあの、ずっと「黒子」という女の子が主人公だと思っていて、どうして少年誌のジャンプで女の子が主人公? これは「野球狂の詩」的なアレですか?と勘違いしてました。

まーさーかー、エニア5(多分w6)が大活躍する漫画がジャンプに掲載されているとは!

本人がどんどん強くなるのが王道だとすれば(スラムダンクとか)、最初から選手としての伸びしろなしで始まる主人公(もちろん王道以外の成長はある)って、いままでは控え選手かサポート役でしか見たことないよ。

この作品を嫌いではなく、気持ち悪いという方がいるのもよくわかりました。
自分が主役になって、どんどん強くなって、勝利する話ではない。
画力と動きでスポーツする話ではない。

だってエニア5なんだもの。
キャラクターの造形がいちいちツボにはまる。

「すぐふらふらどこかへ行ってしまう」
「異様に影が薄い」
冷静で、マイペースで、自分軸で、結構人が悪くて、絶体絶命の窮地になるととんでもないルートを発掘したり、とことんあきらめが悪かったり、でも心が折れた途端に不登校のひきこもりになってみたり…
そしてとことん大事にしているのが信頼なあたり、5w6だと思うんですよね。

かつてのコンビ青峰は7w8ですか?
楽しさが薄れた途端にぐれまくる。

新しいコンビ火神は統合の進んだエニア8ですか? すぐに切れるけど情に厚い。
5の統合先も8だよな~。なるほどな~。

黄瀬は2かな。オリジナリティーが課題で異様に人懐っこい。緑間は1か。紫原は9?赤司は6のレベルダウンで3?

などといろいろ楽しんでいます。
が、本当に遊離型の主役がスポーツ漫画で人気な時代が来たことにびっくり。

凄い時代が来たものだ。

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